チャ・スンウォン プロフィール

チャスンウォン プロフィール

名前:チャ・スンウォン(차승원/車勝元)
出身地:京畿道安養市
職業:モデル、俳優
生年月日:1970年6月7日(53歳)
身長:189cm
体重:73㎏(2023年7月「チャンネル十五夜」にて本人談)
血液型:AB型
靴サイズ:28cm
所属事務所:YGエンターテインメント
家族:妻、息子、娘





チャスンウォン プロフィール 最高の愛

「ソの字」のヒゲ



ドラマ「最高の愛」の中で、”ティントン”役の子役、ヤン・ハニョルくんに、ヒゲの形がハングル文字の「소(ソ)」の字であると指摘されるシーンがある。これは実生活でスンウォン氏が「おじさんのヒゲはソの字だ」と言われたことを、「最高の愛」の作家であるホン姉妹に話したところ、ドラマの中に盛り込まれたものである。
スンウォン氏のトレードマークでもあるこの「ソの字」のヒゲは、「最高の愛」のシーンのために10年ぶりに剃り落とされることになった。作家のホン姉妹から、ヒゲを剃ることを打診されたスンウォン氏は、ドラマの話の進行上、ヒゲを剃らねばならないと同意し、「サウナでヒゲを剃った時は裸になったような気分だった」と後のインタビューで語っている。
2015年、ドラマ「華政」(ファジョン)で光海君(クァンヘグン)役を演じることになり、制作発表の席で「(ひげは)そのまま使う。下にだけ付けて、上は私自身のひげだ」と語っているように、トレードマークのひげはドラマの役柄でも大いにその存在感を発揮している。





チャスンウォン プロフィール

重低音の声



チャ・スンウォン氏の魅力を語る上で欠かせないのが「声」。
荘厳な王の役柄から、コミカルな役柄まで、魅力的な重低音の声はどんなシーンにもフィットして、ファンを虜にしている。重低音のその心地よい響きは、ナレーションでも発揮され、自ら出演するCMやドキュメンタリー番組、さらにはアニメーション映画まで幅広いジャンルで活躍の場を広げている。
あまり披露する機会はないが、歌にもその魅力があふれている。2012年、日本でのファンミーティングの際には、尾崎豊の「I Love You」を日本語で熱唱して会場を魅了し、2017年のファンミーティングでも再び美声を披露し、ファンの間で語り草となっている。





チャスンウォン プロフィール 三食ごはん

「チャジュンマ」



tvNのバラエティー番組「三食ごはん漁村編」は、2015年1月から放送が始まった。韓国の交通手段で行くことができる最も遠い島(と形容される)マンジェ島で、自給自足の生活をするものだ。ここでチャ・スンウォン氏は大方の視聴者の予想を裏切り、主婦も舌を巻くほどの料理の腕前を披露した。
全9回の放送の中で作り出された「ごはん」は、キムチに始まり、魚介を使用したちゃんぽん、クロソイの甘酢あんかけ、ウナギのかば焼き、そしてパンまで、食糧調達に困難を極める中で、ユ・ヘジン氏とソン・ホジュン氏のマンジェ島ファミリーのために、毎回工夫を凝らした「ごはん」を作り出した。
食事の用意に限らず、家事全般にわたって細やかな気配りを見せ、あたかも母のような姿を見せることになったチャ・スンウォン氏に、韓国語のおばさん(アジュンマ)とチャ・スンウォンをかけた「チャジュンマ」というニックネームが付けられた。チャジュンマは小言を並べながらも、家族のために働き、家族を思いやる立派な母親像を作り出し、視聴者から絶大な人気を得た。





チャスンウォン 차승원 チャ・スンウォン プロフィール 三食ごはん

気配りの人



tvNのバラエティー番組「三食ごはん漁村編」の打ち合わせの際に、共演のユ・ヘジン氏が煮豆の思い出に触れた。長年の友人でもある彼のこの発言を覚えていたチャ・スンウォン氏は、マンジェ島で、長い時間をかけて煮豆を作った。
番組終了後の特別番組で、ユ・ヘジン氏はこの献立に触れ、「もちろん他の豪華なメニューもたくさんあった。しかし、個人的な思い出が込められているうえ、チャ・スンウォンがそれを覚えていて作ってくれたというのが感動」と回想した。
また、マンジェ島での収録を一時離れ、ソウルに戻ったチャ・スンウォン氏は、ソン・ホジュン氏の好物である豚肉を購入して帰ってきた。マンジェ島では手に入りにくい豚肉をお土産に持ち帰り、豚肉炒めを作ってソン・ホジュン氏を感激させた。タクシー運転手用の食堂でレシピを聞いたという、コチュジャンを使わない豚肉炒めは、その後も長くインターネット上でチャジュンマの豚肉炒めとして話題となった。





チャスンウォン プロフィール アテナ

台本を読み込む役作り



インタビューなどで、台本を読み込むことについて言及することが多いが、付箋がたくさんついたスンウォン氏の台本は、ファンの間でも有名である。台本を何度も読み込んで熟知することで、自然と役柄ができあがる、と語るスンウォン氏は、台本のどのページのどの部分にセリフが書いてあるかまでしっかり記憶する、恐るべき「記憶の人」でもある。
作品を選ぶ際に、脚本を丁寧に吟味することでも知られており、監督との信頼関係を重視して作品を作り上げたいという思いも強いようだ。これまで、チャン・ジン監督をはじめ、同一監督の複数作品に出演することも多く、作品を一緒に作り上げていく「絆」を大切にする俳優でもある。





チャスンウォン プロフィール ぼくに炎の戦車を

とっさの一言



2012年11月24日、舞台「ぼくに炎の戦車を」の夜公演の最中に震度4の地震が発生。ちょうど舞台に上がっていたスンウォン氏は、ざわつく客席に向かって「ビックリした!大丈夫、大丈夫」と日本語でアドリブを入れた。本人も驚いたであろうに、とっさの一言がその場の不安な雰囲気を吹き飛ばした。舞台を中断することなく、慌てずに観客を安心させたこの機転の利いた行動は、彼の器の大きさ、優しさ、俳優としてのプロ根性を絶賛される出来事となった。
若い頃から、トーク番組の司会をこなしたり、インタビューなどで独特のユーモアある語り口を披露したりと、「話し上手」と形容されることが多い。聞き手をドキッとさせるような、ニヤリとさせるような一言を口にして、チャ・スンウォン氏ならではのユーモアセンスを振りまき、多くのファンの心をつかんでいる。





チャスンウォン プロフィール

煙草



20年来のスモーカーであったが、健康診断を受けた際に医師から指摘されたのをきっかけに、2014年から禁煙している。
映画や雑誌などで、紫煙をくゆらせる姿を披露してきたスンウォン氏であったが、自身のインスタグラムでも禁煙1ヶ月目の報告をするなど、徹底した自己管理のもと、禁煙ライフを続けているようである。また、普段からジムに通い、俳優としての体型維持や健康維持のためにたゆまぬ努力を続けている。大量の水分摂取と継続的な運動によりプロポーションを維持し続け、男性からも羨望の眼差しで見られている。





チャスンウォン プロフィール



本人曰く、指にはコンプレックスがあるようだが、爪が短く先が丸っこいその指は、多くのファンから愛されるチャームポイントにもなっている。
手振りを交えて話をすることが多く、このチャームポイントでもある指は存在感が大きい。過去の広告撮影時には、手元のみ別人の写真と差し替えられることがあったが、最近では雑誌や広告でも本人の手が使われることが多くなっている。スンウォン氏のこの指を密かに愛するファンも多く、本人と共に手元にも熱い視線が注がれている。





チャスンウォン プロフィール

映画「ぼくらの落第先生(先生キム・ボンドゥ)」撮影エピソード



映画「ぼくらの落第先生(先生キム・ボンドゥ)」(2003)は、それまでコミカルなイメージを築いてきたスンウォン氏にとって、演技の幅を広げる新たな作品となった。
作品を作り上げるための努力を惜しまないスンウォン氏の姿勢は、今も当時も変わることはない。作品のための自己努力の他にも、スンウォン氏らしい、人間愛あふれる当時の撮影エピソードがある。
『氷点下の寒さの中で魚を獲るシーンを撮影中だった。監督のカットの声がするや否や、チャ・スンウォンは二人の子供を軽々と抱き上げて走り始めた。そして水の外にある暖かいテントの中に子供たちを入れて、自分は毛布一枚で寒さをしのいだ。(2003.3.14 シネ21記事「チャ・スンウォンストーリー2」より)』
演技が終わると、自分よりもまず、過酷な環境で撮影に参加している子役を守ったこの行動は、俳優である前に父であり、優しく温かい人間であるチャ・スンウォン氏をよく表しているエピソードである。





チャスンウォン プロフィール 華政

ドラマ「華政」撮影エピソード



ドラマ「華政」(2015)では、映画やドラマで数多く取り上げられてきた王、光海君(クァンヘグン)を演じた。その日の撮影は、綾陽君(ヌンヤングン)を演じるキム・ジェウォン氏を中心とした撮影であったにもかかわらず、スンウォン氏は王の衣裳をつけて撮影に参加した。
通常、背中だけが映るようなシーンの場合は、スタッフが代わりに立って撮影することも多いが、スンウォン氏は肩だけが映るシーンであったが、後輩の演技の感情移入を助けるため、完璧な出で立ちでカメラの前に立った。大スターとなっても謙虚で配慮を忘れず、制作スタッフや後輩を思いやり、現場の雰囲気作りにも心を砕く俳優である。





チャスンウォン プロフィール モデル

後輩たちのロールモデル、チャ・スンウォン



モデルとしてデビューし、トップモデルにまで登りつめたスンウォン氏は、演技の世界に入った。端役に始まり、持ち前の才能と努力で、様々なジャンルのドラマや映画で主役を務める俳優に成長した。モデル界から俳優に転向した先駆けであるため、今でも数多くの若手モデル・俳優から「チャ・スンウォン先輩のようになりたい」と、憧れの目標、ロールモデルとして慕われている。
目立って先輩風を吹かせることはないが、共演した後輩たちには惜しげなく自らの経験やアドバイスを語り、後進にも温かい手を差し伸べる先駆者である。





チャスンウォン プロフィール ファンミ

苦手な食べ物



2017年4月22日に行われた「チャ・スンウォン ファンミーティング 2017 in TOKYO」でスンウォン氏は、『苦手な食べ物は何?ゲーム』のコーナーで、苦手な食べ物としてパクチーを挙げた。いくつかの食べ物を実際に食べて、苦手なものを当てるゲームだったが、スンウォン氏はパクチーだけは食べるふりをしたり、口に入れても後ろを向いて吐き出したりと、明らかに嫌いなそぶりを見せた。香りの強い野菜が苦手だと告白したスンウォン氏は、最近気に入っているベトナムの米粉麺のフォーを食べる時も、パクチーは食べないと発言した。





チャ・スンウォン プロフィール

チャ・スンウォンの演技信念



2023年8月25日に放送された『兄さんに付いてマヤへ:9つの鍵』第4話でスンウォン氏は、演技への信念として次のようなことを語った。
「誰かが私を探してくれなければどうしたらいいのか考えたりもする」という不安を語りつつも、「自分の役割があるのだと考える。俳優がいつも主演をするわけではない。(主演を引き受けられないことを)2位、3位になると思ってはならない。(一つの作品は)パズルだ。私が一つのピースだと思えば心が楽だ。一つでもなければ絵が完成しないもの」と考えを語った。そして「だから私はただ誰かが私を必要としているという事実自体に感謝している」という感謝の気持ちを口にした。




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